2018年2月23日金曜日

第15期 2月ミャンマー人道支援事業

第15期 平成30年2月ミャンマー人道支援

事業種: 人道支援事業

事業名: 2018年2月ミャンマー人道支援 
開催日: 2018年2月7日~2018年2月19日
従業者: 5名

 事業内容:
支援・訪問先:
  1. モン州SPT寺子屋孤児院支援事業
  2. エヤワディ州C村農産業事業
  3. ヤンゴン拠点事業、日本語学習者のボランティア参加
  4. モービー低所得者用賃貸住居事業
  5. シャン州クリスチャン孤児院支援事業
主な事業内容:
  • この度は、日本人とアメリカ人を対象とした現地開催研修セミナーが開催され、ボランティア活動体験が研修の一環として行われ、参加者総勢29名が当団体の支援活動に参加。参加者には当団体と長年の協力関係にあるNPO団体のメンバーや賛助会員も含まれ、支援物資の募集や募金活動等、約半年にわたって事前準備も行われ、研修では、孤児院の子ども達850人分を見込んだ支援物資の分類、セット作成に終日汗を流してもらい、孤児院訪問では、文具やお菓子、お小遣いの手渡し、子ども達が自分達で選べるプレゼント方式にした設営や、ゲームや福引など子ども達が楽しめるコーナーを運営してもらうなど、子ども達だけではなく、ボランティア参加者も楽しめ、互いの交流を深められる訪問支援をすることができた。
  • また、継続して農業プロジェクトを行っているCW村にも、日本人、アメリカ人のグループをそれぞれ案内し、村の人々との交流を深めてもらい、支援者、受益者共に、当団体の活動への理解も深めてもらう事ができた。
  • 昨年の訪問で知り合った日本語学習に励む学生たちの中で、当団体の活動に関心を持つ学生4名がこの度の事業にボランティア参加をしてくれることになり、日本人参加者の通訳もふくめた事業活動協力でしっかり活躍してくれた。学生にとっても良い体験学習の機会ともなり、今後の進路や就職について悩んでいた学生達に、日本人との協働を通じて、多くの刺激と理解を与えることができた。
  • 縫製プロジェクト、現地貧困者対象のマーケットプロジェクトに関わってきた現地の協力スタッフより、近隣の土地の有効活用について相談を受けた。概要は、近年、日本を含む海外資本の工場が近くにでき、多くの労働者が村に集まるようになってきたが、地方から出稼ぎに来ている貧困層の人々に十分な居住がなく、住居を作り提供したいという要望であった。当団体は、可能な技術や資金提供、運営や管理の指導を担い、安価で快適に過ごせ、生活向上を啓発できる居住区をめざす目的をもって事業協力することとなった。
<現地レポートはこちら>
 

収支報告:
人道支援事業
M州SPT孤児院支援
KW村農業産業事業
M村低所得者居住事業支援

シャン州孤児院
縫製プロジェクト
物資運搬/通信費/研修企画
国内事前物資購入分
¥653,454
\176,300
\451,000
\359,570
\39,360

\134,596
\123,774

合計
¥1,938,054

2018年2月21日水曜日

H30年2月ミャンマー人道支援活動体験

当団体の人道支援の活動の体験学習を含めた研修が実施され、日本から24名、アメリカから5名の参加者がミャンマーを訪れました。(会計報告はこちら

日本では、このブログでも募集要項をご紹介させて頂きましたが、当団体の長年の賛助会員でもある、石川県のゲストハウスの皆さんが、昨年8月より孤児院や村のための支援物資や寄付金の募集を開始され、岡山の拠点運営にご協力くださる奉仕者の皆様や、全国の協力者の皆様が尽力され、たくさんの支援物資が集まりました。
支援物資の発送に対する寄付金も多く寄せられ、物資や寄付金は、現地に足を運び子供たちに届けようと研修に参加された皆様の手でミャンマーの子ども達に手渡されました。この事業にご参加、ご協力の皆様、本当にありがとうございました。

研修参加の皆様は、現地集合して会場に到着するやいなや、早速日本からの物資、現地で先発隊が追加購入した物品を広げて分類わけがはじまりました。

現地のボランティアスタッフや、日本語学習に励んでいる学生ボランティアも参加して、たくさんの手で仕訳されました。
翌日も、終日、延々と仕訳が続きました。物品を種類分けしたものを、今度は基本セットとして、タオル、石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉、ノートとボールペンなど、全員に渡したいアイテムを850人分作り、続いて、年齢や性別ごとに、子ども達が自分で選べるように、衣類やバッグ、髪飾りやキーホルダーなど、お楽しみアイテムも含めたセットを作ります。


これでもか~というぐらい、大量のプレゼントの山です。
真剣に連携プレーでやれたおかげか、見込みよりも早く終えることができました
いよいよ子ども達のところへ出発です。
日本人が訪れた施設には、750人以上の子ども達がいますが、あいにく試験中で集まることができず、250人の子ども達だけが集まってくれました。
250人に配布するだけでもずいぶん時間がかかりましたので、ちょうどよかったのかもしれません。残りは、春に再訪問し、手配りする予定を立てています。



施設の会場に搬入し、順番に子ども達に受取用の袋を配布…
 

お菓子やノートを順に受け取って、並べられたプレゼントの中から好きなものを1つ選ぶことができるようにしました。

終わった子たちは中身をチェック!!皆が終わるまで、輪投げ遊び♪

 

全員が終わった後、今度は日本人がそれぞれ選んだプレゼントが当たる福引です。
数字が書いてあるくじを全員引いて…
 
当たり番号が読み上げられるたびに、子ども達から大歓声があがり、当選者に手渡されると大きな拍手!先生にも当たって、会場は大盛り上がりでした。








日本からご参加の皆さん、ほんとうに有難うございました。

翌日は、研修の最終日、日本に帰国する日でしたが、最後の最後まで体験学習の予定はびっしり♪
農村部へ出かけ、村の人たち、学生達と共に、ぷっくりと実ったトウモロコシを収穫し、摂れたて、ゆでたての美味しいトウモロコシを頂き、交流のひと時を過ごしました。