2017年10月21日土曜日

農業支援*Kubota稲刈り機♪

前回のミャンマー訪問のレポートでご報告させて頂きましたが、ミャンマーの孤児院にコメを届けているZ村で、農機具を購入し村の皆さんに使って頂く計画が前進した、と現地から報告がありました♪大きく立派なKUBOTAの稲刈り機です。
試運転も始まり、農村の皆さんが意気揚々とされている姿が目に浮かびます。




開発、発展に伴い、ミャンマーでもすでに農村から若者が消え、それまでも厳しい生活をしていた農村部がさらに大変な状況に陥ってしまっています。
KUBOTAでは日本と同様、納品時に説明や指導をしてくれ、メンテナンスも保障もきっちりあるそうです。そこに信頼感を得られるのも、日本の会社だからこそだと思います。
こうした機械を操作したり管理できるのは若い世代の人たちですから、この流れを機に関心をもって農村で活躍する若い世代が定着していくことを願うばかりです。




2017年9月13日水曜日

第15期 9月ミャンマー人道支援

事業種: 人道支援事業

事業名: 2017年2月ミャンマー人道支援 
開催日: 2017年9月8日~2017年9月12日
従業者: 2名

 事業内容:
支援・訪問先:
  1. モン州Z村、教育事業、農業事業支援
  2. エヤワディ州C村農産業事業
  3. ヤンゴン拠点事業、日本語学習者への指導
主な事業内容:
  • 当団体が長年支援しているモン州のSPT孤児院等に米を届けているZ村で、稲刈り機を購入する計画が立てられた。メンバーの土地は16エーカー程度だが、近隣に新しくできたクボタの農業機械販売店で、保証人となって分割購入をし、数年の間に2000万円近くの購入金額の返済を目標に、近隣の農民に格安で貸出し利用してもらおうという計画である。稲刈り機が村に1台あれば、これまで手作業、或いは安価な中国製の小さい機械を壊しては修理しながら行ってきた稲刈り作業もコストもかなり軽減できる。現在、近隣の農民所有の田んぼ合わせて200エーカー分を稲刈りする予定で、実施していれば、利用したい多くの農民が要望してくる可能性が高い。積極的に村の人々に説明をし、参加を呼びかけ、2年の間に返済できるよう、当団体からも頭金分に充当してもらえるよう資金提供を行った。
  • 同じZ村のボランティアメンバーが、自分でレンガ造りの建物を立て、近隣の貧困学生の塾を開校している。12~14歳の中学生を対象に、寄宿して学ぶ学生が25人、学校が終わって夜まで学ぶ学生が約35人集まり、学習に励んでいる。ボランティアが自費で全て賄っており、就学もできない貧しい家庭の子ども達を寄宿させているため、教育費のサポートと子ども達の衣類や文具、日本から持参した医薬品等を寄付した。
  • 農産業プロジェクトのCW村では、集会所として使える建物を自力で建てており、大人の仕事だけではなく、子ども達の為の小さな図書館を作る計画を立て、準備費として寄付をした。
  • ヤンゴンで拠点として活用させてもらっている寺院内の井戸ポンプが故障してしまい、修繕を行う。宿泊施設計画は長期的に進めているが、井戸水だけは汲み上げ続けなければ、枯渇したり、泥水でポンプが詰まってしまうため、ポンプを稼働しつづけ、管理するための維持費が必要となるため、村の責任者に管理費を預けた。
  • 現在、ミャンマーでは日本語学習者が増加しているが、日本に働きに行く事を目的に就学させ、面接後に旅費など自己負担分を支払い、技能実習生制度を利用して数年間日本で働くという若者が増えている。そこに違法や悪用がないにしても、双方の目的に相違があり、日本語教育と就職先を紹介する中間業者の説明不足なのか、ミャンマー人側の思い違いなのか、不安を抱え悩んでいる学生は少なくない。当団体に相談依頼があり、自力で日本語能力試験N1に合格し、現在日本の会社を立ち上げ仕事をしているメンバーより、日本の体験談を伝え、個別相談に乗る機会を設けた。(参照:外部リンク陽月堂ブログ


収支報告:
人道支援事業
奉仕センター整備
交通・運搬/通信費
Z村教育施設
CW村農業産業事業
Z村農業事業支援
¥374,501
\14,408
\128,446
\82,645
\300,000

合計¥900,000

2017年8月26日土曜日

ミャンマー孤児院支援の旅と支援物資募集

石川県金沢市のゲストハウスPongyiとの協働企画として、平成30年2月にむけて、ミャンマーの孤児院や村の支援プロジェクトをスタート致しました。


Pongyiのメンバーと当団体は、10年来のつながりがあります。オーナーの雅喜さんや、まるさんは、ミャンマー、カンボジアへの訪問支援活動に参加、孤児院に滞在支援スタッフとして参加などの経験があり、ゲストハウス開店以降も、バザー協力やお店の売上の一部を寄付、時間を作っては現地活動参加など、長年当団体の活動に尽力してくれています♪

この度、来年2月にPongyi発信の企画として、お店を休みスタッフ全員でミャンマーの孤児院支援に行きたい、と申し出をしてくださり、協働プロジェクトを立ち上げることになりました。

現在は、Pongyiと陽月堂(当団体事務局運営)が協力して、支援物資を募集し、また現地に一緒に行って、子ども達にプレゼントとして届けるボランティアを募っていくことになりました。

物資の詳細や、提供方法、現地に一緒に行きたい!という方は、引き続きこのブログ、或いはメールでご案内させて頂きます。

沢山の皆様のご参加をお待ちしております!

詳細案内ページ(PDFダウンロード可)

<お問合せ・窓口>
メール: shien@pongyi.com
電 話:076-225-7369(Pongyi/まる)・090-7506-4557(陽月堂/横田マヨ)

2017年7月6日木曜日

第14期 支援物資に関わる事業

人道支援事業/主に日本国内で行う人道支援事業に対するボランティア活動
事業/収支報告 
事業種: 人道支援事業関連事業 
      (平成28年度 第14期/28/7/1~29/6/30)
事業名: ① 支援物資回収・保管/発送
対象者: ①不特定多数の貧困層、②孤児院、学校、病院等
支援物資回収/発送
事業内容と
事業目的
拠点の移動につき、団体の住所変更が完了するまでの間、所在地の告知もできず、十分な告知もできなかったが、徐々に支援物資が集められ、新拠点にも送られてくるようになった。
新拠点の設置に伴い、支援先国から受益者を招へいする機会が増え、帰国時に支援物資を持ち帰ってもらい、当団体の活動指針に則って、必要な人に手渡し配布を行う、或いは、貧困者の多い地域に安価に販売し現地の事業活動費に充当する仕組みで当団体が協力し出店しているショップの商品に充当している。
新拠点の運営体制になり、これまでボランティア参加をしていた賛助会員企業より、独自にミャンマーの孤児院支援活動を行いたいとの相談があり、協力して支援物資を募り、平成30年2月の実施予定で、600人の子ども達に物資の直接手渡しの企画を計画している。

この事業も、物資募集や荷受けから倉庫整理、発送管理をはじめ、前述のように、他の任意グループ等が協働で事業実施したい等の要望に対応し日々管理する必要もあることから、情報提供事業と同様に、陽月堂に業務を委託し実施していくことになった。 





期間通年
主な実施場所物資回収: 日本国内 (主に、活動拠点の倉庫)
配布:カンボジア、ミャンマー、スリランカ
従業者総勢約30名のボランティア
支出額倉庫賃料を負担

目的事業運送/保管料
倉庫賃料(石川ハートスペース内)12360/1か月x2か月(H28.7,8月)
事業委託料(陽月堂)
10,000x6ヶ月
\24,720

\60,000


合計事業費\84,720

2017年6月30日金曜日

第14期 情報提供に関わる事業会計報告

平成28年事業年度(第14期) 情報提供に関わる事業会計報告


事業/収支報告 
事業種: 機関紙発行等による社会奉仕・人道支援に関する情報提供事業 

事業期間:平成28年度 第14期/平成28/07/1~29/06/30)
事業名: ① インターネットウェブサイトによる情報提供 

               ② 賛助会員ニュースレター発行と配布

 事業内容

目的:
当団体の独自の活動指針である「ダイレクトアクション」「心繋がる国際協力」をベースに、事業活動目的、活動内容を国際協力や当団体に関心を持つ人々に分かりやすく伝える。事業会計報告はウェブサイト、会報等を通じ一般公開し、人道支援事業への理解と協力を求める


1)インターネットウェブサイトによる情報提供
http://www.cealo-ngo.org
継続してサイト運営と管理を行い、活動報告をブログで更新する
前期にて複数年契約のため、サーバー利用料は今期無し、ドメインのみ更新

ドメイン更新料 \1,760

2)賛助会員ニュースレター発行と配布
平成29年8月発行 賛助会員へ郵送、各種イベント会場等で配布
●500部A4三つ折り片面フルカラー仕上げ印刷代、コピー用紙(挟み込みあいさつ文500枚)
●発送料 200部
ニュースレター発行は、原稿・印刷・発送に関わる経費含めて、全て(3)の委託料金に含まれることになった。

3)情報提供事業業務委託
平成29年2月より、新拠点に事務局を移転し、拠点を中心とした情報発信、提供、対応に関しては、関連企業(陽月堂)に業務委託することとなった。担当は、これまで同様当団体のボランティアも対応するが、陽月堂の社員(ミャンマー人含む)が担う。

情報提供事業費 10,000x6か月

事業支出総額 \61,780

第14期 ”人育て”の拠点作り

公益財団法人交易推進協会
「ダーナ・パティ基金」助成金

このブログでも皆様にご報告してまいりましたが、平成28年夏、4年間のカンボジア滞在支援を終え、活動拠点を日本に移すことになりました。CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンの拠点は、支援の場で現地の生活者視線で人道支援を考え、身近なところで人々に密着して支援を実践していけること、自立のための学習や技能訓練を集中して行える場の確保を願いカンボジアに設けられました。そこでは、現地の人々への支援活動だけではなく、拠点内の日常レベルの奉仕活動を通じて、改めて各自の奉仕のあり方を見つめ直し、意識を啓発することにも役立っていたと思います。そして、拠点に集まる日本人相互や支援国の人々との交流、協働や合宿を通じた実践学習の場として活用され、役割を果たしてきました。

平成28年7月から開始した日本の新拠点(岡山県倉敷市山地)の改装も、来日したミャンマーの人達と日本人ボランティアが協力し、資金的な問題もありますが、協働作業を通じて交流を図ること、関わるひとり一人に愛着をもってもらえることを目的に、できる限り手作りしています。1年経過した現在もまだ、快適にスペースを役立てて頂けるよう部屋の改装やトイレの増設など、少しずつ進めているところです。

重要なのは箱作りではなく、人育てと体験の場創りです。知恵や技術を次世代に継承し、いつまでもイキイキ奉仕できる場になることを願い、引き続き支援先からの学生や人々を受け入れ、日本人と一緒に作り上げていきたいと考えています。

新拠点の実現に、多くの皆様方のご協力を頂きましたが、公益財団法人公益推進協会の『ダーナ・パティ基金』より、この「人道支援・国際協力に関わる人を育てる拠点作り事業」に助成を頂くことができました。助成金は、拠点運営、家具等手作り品や改装に関わる材料費、拠点に関わる教育研修に役立てさせて頂いております。

拠点の運営は、これまでボランティアの手でなんとかつないできましたが、物資回収の募集や倉庫管理、支援先から引き取った物品の管理やバザー実施、事務局への問い合わせに対する対応や情報提供、拠点スペースの活用希望に対する応対等、海外事業外の活動も少なくありません。

そこで、当団体の対東南アジア人道支援を経て、更に活動を継続し、日本と母国の架け橋役をめざす青少年の次の受け皿として、社会起業家育成を目的に設立した「陽月堂(株)」の施設内に事務局を置き、情報提供や物資回収の事業、拠点を活かした学習会等の運営を陽月堂に委託することに致しました。

また、助成金の一部は、人道支援や国際協力に関わる人を育てる教育事業として、日本語の習得と日本文化の理解を求め留学を希望していたミャンマー人、ガッツ君(Saw Than Win Naing)の学資奨学金に充当させて頂きました。

収支報告:
人道支援・国際協力事業の人を育てる拠点づくり事業【収入】【支出】
ダーナ・パティ基金助成
●拠点運営費
 ①家賃2月~月30,000x6ヶ月
   ②事業運営管理 月20,000x6
●備品、家具など材料費(7~9月ミャンマ ー農産業事業来日事業に充当
●教育支援事業
 ①奨学金給付者1名(学費実費)
   ②渡航滞在費,通学定期,教材等
 ③教材、来日滞在支援
\2,000,000


\180,000
\120,000
\111,254


\727,000
\364,299
\116,890
合計¥2,00,000\1,619,443
                                                       次期繰越残高  \380,557











日本語学習者への教育支援

第14期 人道支援に関わる人材育成事業

事業種: 人道支援事業
事業名: 自立を目指す日本語学習者への教育支援と日本文化理解推進事業
開催日: 通年(2016年7月1日~2017年6月30日)
従業者: 20名

 事業内容:

支援対象:
  1. 当団体の支援先ミャンマーやスリランカ、カンボジアで自立と平和推進のリーダーを目指し日本語を学習する青少年
  2. 支援先国で、当団体の自立支援事業に関わり共に事業を意欲的に参画する人々
主な事業内容:
  • 教育支援は、当団体が自立人道支援の目的を達成するために、最も重要としてきた事業活動の一つである。貧困を理由に就学できなかった子ども達、或いは、困難な状況下でも熱心に学習に取り組む学生、そうした子ども達を受け入れる孤児院・教育機関、低賃金や無報酬で教育に熱心に取り組む教育者などを重点的に支援してきた。更に、これら支援の受益者の中で、他者への奉仕や村・社会の平和推進に関心をもって当団体の支援活動に積極的に関わり、当団体の一員として国際協力や人道支援活動への貢献を望む志のある青少年には、日本語学習の機会を提供してきた。
  • 本年度は、当団体の活動拠点をカンボジアから日本に移したことから、海外への訪問支援が減少したが、一方で、ミャンマーやスリランカから日本語学習者や現地で行う事業に参画する人々を主な対象として招へいし、或いは関係団体等の招聘や個人訪問で対日した関係者を対象に、日本での文化体験学習や当団体の国内社会奉仕活動、日本人との交流事業などを提供する機会を増やした。
  • 事業では主に、見学や体験学習、日本人との合宿体験や交流会等を通じて、日本の互恵、利他、感謝、勤労、尊重といった精神文化に触れてもらい、日本語学習と当団体の理念への理解を深め、それぞれに関わる事業活動に活かしてもらえるよう啓発している。
  • 今後も、当団体が目指す、支援を与え・受けるだけの関係ではなく、互いに尊重し物心ともに豊かになり真の自立が叶っていくよう、新たな拠点を活かし、その基盤となる心の学習と向上心の啓発を開発途上国の青少年に継続して提供し、自らの経済的自立のみならず、母国の平和と発展に活かせる人材の育成に努めていきたい。


京都こころ館学生交流会
1)H28.10~12月
ミャンマーから、当団体が協力し設立されたJimichi Myanmar Co,Ltd.(以下JMC)の社員を招き、NPOと企業との協働事業構築の意見交換や学習会を実施、同時に関連NPO団体との交流、奉仕活動参加、日本語学習支援等を行った。







入学式 Saw ThanWinNaingさん
2)H29.2~
ミャンマーでの人道支援事業に関わり、またJMCの社員として社会貢献企業内での活躍と貢献を目指し、日本語習得と日本文化理解を求める青年に対し、教育支援として日本語専修学校への留学学資を給付、当団体の奉仕活動に参加することを条件に拠点で居住してもらい、学習や日本での生活に関わる指導を行っている。
※この奨学金給付には、公益財団法人公益推進協会の「ダーナ・パティ基金」から受けた助成金の一部を充当した。

3)教科書提供
スリランカやミャンマー、オーストラリア(対象はスリランカ人)で、日本語学習に取り組む学生や、教育を担う私設学校に対し、日本語学習の教材を提供。要望に応じて国際郵便で発送したり、持参したり、来日者に提供するなどの支援を行っている。



N3合格報告 Sajiniさん
4)H29.6
スリランカの現地協力団体の代表者とこれまでに当団体の招へいにより来日経験のある学生ボランティアが、母国で日本語を学習し、日本語能力試験N3に合格。報告のために自費で日本の当団体拠点を訪れてくれ、交流会や奉仕活動に参加してもらい、教材や母国での支援活動に対し、支援物資を提供した。



収支報告:
(1)H28.9~12月
来日渡航費、滞在に関わる費用2
学生交流会参加、消耗品等
\335,780
\36,821
3か月滞在

合計¥372,601
(2)H29.2~
来日滞在に関わる交通・滞在費
日本語留学支援(学資奨学金)1名
\364,299
\727,000
来日渡航費、国内交通費通学等半年分
YMCA専修学校日本語学科(SawThanさん)
合計¥1,091,299
(3)教材提供
教材購入
\21,917
※EMS送料含まず
合計¥21,917
(4)教材提供
2名国内移動(東京⇔岡山)等
\116,890
航空券変更、国内線
合計
\116,890

2017年5月15日月曜日

第14期 5月ミャンマー人道支援

事業種: 人道支援事業

事業名: 2017年2月ミャンマー人道支援 
開催日: 2017年5月8日~2017年5月15日
従業者: 3名

 事業内容:
支援・訪問先:
  1. SPT孤児院支援
  2. エヤワディ州C村&モン州Z村農産業事業
主な事業内容:
  • 当団体が訪問時以外でも孤児院への米が不足することがないよう、現地スタッフが自ら米を作り、届ける活動を継続して行っている。5月訪問の際に、米代と運搬料を精算。引き続き子ども達に最低限必要な米は訪問時以外でも届けられる様、現地との信頼関係と目的の共有、連携をはかっていきたい。
  • 農産業プロジェクトの村を訪れ、日本の社会貢献企業と現地事業グループの事業進行状況を調査した。問題点や課題、次の計画について話し合い、村の中でも生活が困難な人々や子ども達に、持参した支援物資と必要としている医薬品を手渡しした。

 

収支報告:
 <レート$1=\115.4 K1,362=$1>
人道支援事業
孤児院米100袋
医薬品、衛生用品等
¥176,352
\50,225
日本で購入
合計¥226,577

2017年2月20日月曜日

起業家の育成と産業開発


CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンが実施してきた人道支援事業から、次のステップに向けて大きく花咲いていく事を願い、東南アジアに起業家を育てていくための会社を立ち上げることになりました。実は、1年程前から検討を始め、試行錯誤しながら温めてきた企画でもありますが、昨年28年11月11日に、「陽月堂株式会社」という名称で、社会貢献を目的とした会社が設立されました。

CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンの支援活動は、上下関係の支援であってはならず、豊かさの共有でなければいけない、そして、その国はその国の人の手によって豊かに幸せになれるよう支援をする、という理念に基づき、物資配布から人道支援を地道に続けてきました。

2009年に始めた日本語と職業に役立つ技能を学んでもらおうと始めた研修事業も、そのゴールに向けた一歩でした。参加してきた学生の中でも、日本語を日本人顔負けに話せるようになる人も出てくるようになりました。日本語能力を活かし、地元で会社に就職をする人はそれで完了です。しかし、一人に対する支援をその人の自活につなげてもらう事も大事ですが、私たちが求めて来たのは、私たちと目的を共有し、人々の生きる喜びを増やしていくことを喜びとする人を育て、その国で活躍してもらう事です。

特にミャンマーでは、この数年、周りの人々、村や地域、或いは国全体も幸せにしていきたいと望む現地の人達と共に、様々な事業活動を進めつつ、日本流の創意工夫やモノ作りの姿勢を共有してきました。しかし、私たちが訪問していない時には、村の人々は自給自足を続けるか、せいぜい近隣の工場で単純労働者として日銭を稼ぐことしか出来ません。現地の人が中心となり会社設立もしましたが、経営は卓上論では動いていきません。

勤勉で豊かな心をもち、能力も資源もある国の人々が、資本主義経済の労働力だけに終わるのは残念なことです。また、私たちの活動も、「人々が生きる喜びに満たされる」というゴールを想えば、物質的な貧しさから何とか逃れられたというだけでは、真に目的を達成できたともいえません。

そこで、日本流の商いの精神を本気で体得してもらい、起業家として立ち上がれる人材を生み出していくことを目的にし、日本で会社を設立し、共に経営・運営するという提案がなされました。私たちが考える「日本流の商い」とは、顧客と直接つながり、尊重や感謝の気持ちをもって互いの幸せと豊かさを分かち合えるような経営です。

日本からミャンマー進出をする大企業にも、素晴らしい理念のもと、日本的なサービスを行い、社員教育を行う会社はあります。日本の大企業の創設者も、貧しい環境で生まれ育ち、教育も十分に受けられなかったという経歴の持ち主は少なくなく、今後ミャンマーにそうした起業家が生まれてくる事が待ち望まれるところです。

しかし、起業や経営には教科書はなく、情熱や人格は人に教えられて得られるものでもありません。また、いくら日本に素晴らしい経営者がいるといっても、私たちが同じようにできるわけでもなく、教えることすらできません。そこで実際に会社組織を立ち上げることから共に体験し、働く人もお客さんも幸せになれる商いとはどういうものか、その過程を日本人とミャンマー人が共に経験し、積み重ねて行く事で叶えていこうという展開になり、陽月堂(株)設立に至りました。

今、ミャンマーはまさに、経済発展に向かって大きな転換期を迎えています。最期のフロンティアなどと、資本主義的な経済チャンスだけを狙って進出する会社も増え、地元でもこの波に遅れるなとばかりに日本語学習者も激増しています。

私たちは、これまでの支援活動で培った繋がりを、経済的な利益目的に利用しあう関係にしてしまうのではなく、人々の幸せのために活かし尊敬しあえる関係を深めていく必要があると考えています。これまでCEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンが行ってきた、物資配布や孤児院・教育機関への支援、農村部の自立支援は継続しつつ、ミャンマーの人々と共に、支援事業と連携させながら経済活動を発展させ、支援の受益者が自立を目指そうとする時、しっかりと受け入れられる土壌を作っていきたいと思います。

皆様の引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げます。

2017年2月18日土曜日

第14期 2月カンボジア人道支援


事業種: 人道支援事業
事業名: 2017年2月カンボジア人道支援 
開催日: 2017年2月5日~2017年2月8日
従業者: 4名

 事業内容:
支援・訪問先:
  1. Hope of Cambodia 名誉顧問
    故H.R.H Samdach Sisowath Chivan Monirak殿下弔問、法要参列
    2. Pon Ro Village 学用品支援
  3. 医療支援

主な事業内容:
  • 2002年、当団体設立以前に初めてカンボジアを訪問して以来、長らく当団体の活動に賛同協力頂き、現地協力NGO、Hope of Cambodia(代表 H.H Kanthireth Sisowath妃殿下)の顧問役として団体運営及び事業活動を支え、当団体主宰の第2回国際ハートエキスポ・チャリティーイベント事業開催(2007年)時には、御夫妻で来日参加されるなど、当団体にとってかけがえのない存在であった殿下が、昨年平成28年12月28日に他界された。
  • 訃報を受け、葬儀等で妃殿下の多忙と疲労が予測されたため、1か月開けて日本から16名で弔問し、妃殿下と共にパゴダにて法要を行い、ささやかながら妃殿下を招きプリンスを偲ぶ会を開いた。
  • Hope of Cambodiaに対し、昨年夏まで活動拠点のあったシェムリアップの実習ファームの引き続きの管理運営と、人道支援事業活動への資金協力を行い、支援物資の提供、医療支援や農村部の貧困世帯の多い学校への学用品支援にも協力を行った。
↑1月4日に行われた葬儀の様子


今回の弔問の様子

収支報告:

2月訪問時人道支援事業
人道支援事業支援
教育、医療支援、実習ファーム管理
合計
¥421,170
その他H28.8月~H29.2月までカンボジア事業
医薬品購入(日本~持参分)
海外用SIMフリー電話
物資配送(岡山~成田)
カンボジア拠点事業引き揚げ時荷物運搬[$2129]8/24
¥44,237
¥14,330
¥14,472
¥234,190
合計
¥307,229 
\728,399




2017年2月17日金曜日

第14期 2月ミャンマー人道支援


事業種: 人道支援事業
事業名: 2017年2月ミャンマー人道支援 
開催日: 2017年2月8日~2017年2月14日
従業者: 4名

 事業内容:
支援・訪問先:
  1. 奉仕センター事業支援
  2. SPT孤児院・小学校支援
  3. エヤワディ州C村&モン州Z村農産業事業
  4. チャイトーC村訪問支援
主な事業内容:
  • 引き続き、ヤンゴン市内に、奉仕活動を希望する一般市民(日本人を含む)の宿泊施設を兼ねた奉仕センター設立準備を行った。前回の支援より、予定敷地内にあったトイレの移転工事が終わり、井戸の水をくみ上げるポンプと発電機置き場、タンクを載せる貯水塔の土台が出来上がった。ゆっくりとしたペースではあるが、各地の農村部で実施する事業のメンバーが継続参画してくれていることから、長期で行うことが継続した信頼関係を深めることにもつながっており、奉仕センターのコンセプトのまま準備を進めることができている。次の訪問まで、基礎工事を進める予定を立て、資金提供を行ってきた。
  • モン州のSPT孤児院より支援要請があり、米を届けたかったが、手配が間に合わず、資金を届けるだけしかできなかったが、後日コメの購入をしてもらう予定。
  • 今回は、当団体の関連NPO団体や企業、個人と合同で短期間に様々な事業企画が実施された。当団体としては、前回訪問から今回までの期間、農産業事業に関わる宿舎建設や近隣の道路工事へ資金協力を行ったり、持参した支援物資や医薬品を村に寄付し、責任者に貧困者への配布を委任した。
  • また、観光目的で当団体の支援先でもある、標高の高い山にあるC村の寺院を訪れることになったグループに同行し、毛布や食品、清掃具などを購入し配布を行った。また、農産業プロジェクトを行っているCW村の農地見学にも案内することができ、参加者に、当団体の活動を知ってもらうよい機会にもなった。

 
収支報告:
<レート$1=\115.4 K1,362=$1>
人道支援事業
奉仕センター事業支援
交通・運搬費用(植樹等)
孤児院/小学校支援
総合農業産業事業
C村支援(物資購入)
¥570,629
¥11,260
¥100,000
¥133,871
\30,591

合計¥846,280

日本語テキストのサポート有難うございます

CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンでは、ミャンマー、スリランカ、カンボジアなどで、自立を目指して日本語を学ぶ若者を、様々な事業で援助してきました。かれこれ10年になると思います。日本語学習は、人道支援や自立人材育成の事業に含んでご報告しておりますので、一つ一つの協力をご報告できずにいましたので、改めてここでご紹介させて頂きます。

日本語の学習は、日本に生まれ日本語を自然に使っている日本人にとっては、なかなかピンとこない事も多いと思います。それでも、語学習得がなかなか困難ということは、日本人の英語学習を思えばご理解頂けると思います。

とかく日本人は外語習得が苦手と言われることも多く、一方、外国の人はあれよと言う間に外国語を覚えてしまう、というような話をよく聞きます。しかし、実際に外国に行って普通の生活者に多く触れていると、どこの国でもできる人はできるし、できない人でもできるようになるために相当な努力をしていることも見えてきます。何人であろうと、そこは同じだと思います。

日本語を教えながら、日本語の難しさを挙げればきりがないほど複雑な言語だとつくづく感じますが、日本語学習者にとって最大の難関は「日本語能力試験」に合格する、ということだと思います。いくら日本語が理解でき多少話せても、日本語能力の基準は、この試験のレベル(N5~N1まで)で評価されるからなのですね。

日本人が、試験英語はよくできても話せない、と言われる事も少なくないですが、彼らは反対に、話せても試験日本語ができないとダメ、なのですね。

この日本語能力試験ですが、試験自体が日本流にとても厳しいチェックのもとで行われます。申込から当日まで、手続きも日本的で詳細かつ複雑です。試験の案内文にるびはつけてありますけれど、理解は難しいでしょうね。主に語学学校などの先生がまとめて生徒の受験をサポートされるのだとは思いますし、私達も毎年この手続きも行っています。

受験当日は、時間に遅れると会場に入れないのはもちろん、持ち物検査から所持品置き場まで決められており、管理者が数名テスト会場を始終巡回するそうです。終了の合図で鉛筆を置かなければその時点で失格!もあるそうですよ。イエローカード、レッドカードのようなものもあるようです。それぐらい厳しいものだからこそ価値もあり、就職の際等に評価する基準として採用されるレベルなのだろうとは思います。

そして、試験内容は毎年更新され、設問内容や回答は一切公開されません。試験用のテキストもその都度変わり、レベルもどんどん上がります。日本語学習サポートを始めた当初は、同じ教科書を繰り返し使っていましたが、試験を受けるとなるとかなりの違いがあり、回答の仕方や設問パターンまで変わるので教科書を変えないと試験日本語はマスターできないのですね。皮肉を言えば教科書を作る会社はいい商売になるなぁ、と思ってしまいます。

特に試験レベルがなくても話せたらいいのでは、とも考えましたが、当団体が支援しているのは、貧困等の理由により教育が受けられなかった子ども達がほとんどで、彼らが1つでも合格証明書を手にして満面の笑顔を見せるのを見ると、やはり大事な励みになるのでしょうね。また、実際に中学しか出られなかった子が日本企業に就職ができたのも日本語能力試験のレベル取得のおかげでした。

こうした理由で、テキストは毎回必要になり、学習者個人や、現地で開校させた日本語教室や研修事業等で購入してきました。それを知った当団体の賛助会員であるSさんが、それならサポートさせてもらいたいと申し出てくださり、必要な際に連絡をさせて頂き、買って送ってくださっています。本当に有り難いです。それだけでは足りない事も多く、皆さまからの寄付金で購入させても頂いております。

下記は、先日スリランカに送ったテキストを受け取った学生からの写真とメールです。カンボジア、日本に数回招待し、日本人ボランティアと共に生活したり活動参加したりしながら日本語を学習し、N3まで合格しています。この夏に日本に招待し、次の日本語能力試験にチャレンジしてもらい、日本とスリランカの架け橋役になってもらいたいと楽しみにしています。引き続き、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。


あみかさんへ、

私は  N2の 本を 頂きました。とても 嬉しい です。とても 早く いただいて 私は 家にもどって びっくりしました。とても 嬉しい です。せアロやあみかさん、みなさんに 本当に ありがとうございました。素晴らしいです。新しい 本の によいも まだ あります。
わたしは いただいた N2の 本を 勉強して 試験を 合格します。
本当に ありがとうございました。

サジ二




2017年2月15日水曜日

第14期 7~9月7-9月ミャンマー農産業事業メンバー来日支援


事業種: 人道支援事業
事業名: 2016年 7-9月ミャンマー農産業事業メンバー来日支 
開催日: 2016年7月25日~9月15日(50日間)
従業者: 8名

 事業内容:

支援・訪問先:
  1. ミャンマーCW村の農産業プロジェクトメンバー4名来日、50日滞在支援、
  2. 交流事業
主な事業内容:
  • ミャンマーで実施している農産業プロジェクト(現在ココナツオイル産業で展開中)のメンバーが、日本を訪れた。これは、当団体が実施した村での支援活動に参加し、活動に感銘を受けた賛助会員が、日本の文化や生活、社会の様子を見てもらいながら親睦を深める目的で招待したものである。
  • ちょうど、当団体が計画していた、カンボジア活動拠点と石川県の拠点を、合併移転する計画が進み、宿泊できる施設が準備できたため、招待者と共に拠点に滞在してもらう事にし、できる限りの村のメンバー滞在の協力を行った。
  • 拠点が中古物件であったため、改装や簡単な増築等の工事が進められていたので、日本の大工さんが仕事をする様子を見てもらえることもでき、拠点準備のために訪れた当団体のボランティアメンバーとも交流を深めてもらうことができた。また、外注工事は最小限に、内装等はボランティアが協力して自分達で大工仕事を行っていた為、村のメンバーも可能な限り、一緒に汗を流すこともでき、日本滞在を多角的に楽しんでもらうこともできた。
  • 今後、更に日本とミャンマーの繋がりが深まり、交流を含む事業活動が活性化され、様々な事業に活かしていける拠点に発展することが期待される。


事業収支報告:
アジア人材交流事業
移動・宿泊交通費
食費(食材、飲料水等)
衛生費(医療品/熱中症対策)
消耗品(寝具、衣類、帽子等)
工具,道具,部品,材料費
¥367,344
¥124,954
¥22,634
\28,122
\111,254

合計
¥654,308



2017年1月16日月曜日

拠点移転に伴うご報告

昨年より、拠点の移転手続きを進めていましたが、12月にやっと転居先の岡山県より認証がおりました。ご報告が大変遅くなり申し訳ありません。

NPO法人の移転は、登記からやり直しをしなければならず、設立時と同じように3か月ぐらいを要しました。その間、自治体からの指導として、引っ越し先の住所をサイトや案内パンフなどに一切入れないこと、ということでしたので、ご案内を控えておりました。

長らくカンボジアに駐在をしていたボランティアメンバーが新拠点に引っ越ししてきましたので、「あれ、日本の冬はもっと寒かったんじゃないかな?」と話しています。それまでが雪深い石川県でしたので、帰国したときの寒さが忘れられないでいるのかもしれません。ここ、岡山県は「晴れの国」とキャッチフレーズが付けられているほど天気な日が多いためか、温かく感じます。同時に、日本に来れば雪が見れる!と楽しみにしている東南アジアの来日仲間はがっかり(?!)しています。

2006年から約10年間お世話になった石川の皆様、本当にありがとうございました。ほぼ毎日どなたかが来館して下さっていたことを思うとさみしいですけれど、岡山まで石川から来て下さる方も多く、本当にあったかな北陸の皆さんに感謝です。

また、全国から早々と拠点を訪れてこられる方も増えてきており、CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンの拠点内活動は、準備そのものもミャンマーの仲間が手伝いに来てくれたり、大工仕事しながら研修をしたりと、既に動きだしています。皆様の引き続きの活動参加をお待ちしております。今後ともよろしくお願いいたします。

***

平成28年度版ニュースレター遅延のお知らせとお詫び

新拠点の移転に伴い、改装やカンボジアのDACC拠点の引っ越しや、諸々の新しい動きが重なりに重なって、昨年は特に夏から事務局も全く機能ができないまま年を越してしまいました。ニュースレターも発行ができないままで、申し訳ありません。
だからといって、どなたからもお叱りを受けることはない、有り難い会員様に支えられているCEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンですが、13年間ずっと発行をし続けてきた事務局としては、残念無念でなりません。現在までの事業活動報告や、新しい拠点での新事業計画等のご案内を改めてさせて頂きます。もうしばらくお待ちくださいませ。


【新しい拠点の住所&連絡先】
〒701-0104 岡山県倉敷市山地1452-1
電話:086-486-3866(FAX兼)